2011/08/28  ゲスト:ヴィーナス・カワムラユキさん

ヴィーナス・カワムラユキ×モーリー・ロバートソン×浜菜みやこ

放送日:
2011年8月28日(日)23:00-23:30
ゲスト:
ヴィーナス・カワムラユキ(@venuskawamura 作詞家/プロデューサー)
ホスト:
モーリー・ロバートソン(@gjmorley
アシスタント:
浜菜みやこ(@hamamii

この収録が行われた週の週末、ロンドンで暴動が起こりました。

今回のゲストであるヴィーナス・カワムラユキさんは、東京・渋谷道玄坂にある「しぶや花魁」のプロデュース、作詞家、作家と幅広い分野で活動されているクリエイターですが、この4月にリリースされたLondon Elektricity feat AMWE 「ロンドンは夜8時 [Lon 8PM <-> Tyo 4AM]」というドラムンベースを主体にした楽曲において、作詞を担当し、歌詞ismの歌詞ページアクセスデイリーランキング​(2011年7月28日付け)にて並み居るメジャーアーティストの楽曲を抑え1位を獲得しました。

クラブミュージック、しかもドラムンベースを主体にした楽曲が1位を獲得するというのは、音楽業界においては快挙といえます。

そもそも、ヴィーナスさんをゲストに呼びたい、といったモーリーは「ロンドンのクラブシーンに注目したい」という話をしてきたのです。

ここで、僕らは「なぜいまロンドン?」といぶかしがったのが正直なところです。

ドラムンベースだって新しい音楽でもないし、とくに新しい何かは感じないけども。。と思っていたのは事実です。

しかし、そのモーリーの本能的な独特のアンテナを信じてみよう。そう思い、彼の提案で行こうと思いました。で、実際にヴィーナスさんにお会いして、彼女の存在感、発言、行動に感銘を受けました。収録もいつになく長時間実施し、話題も音楽やクラブシーンだけでなく、原発問題、社会問題、児童虐待の問題など、いまの社会が抱える様々な問題について、語り合っていただきました。我々もいつまでも聴いていたい、と思うほど、素晴らしい内容になったと思っています。

で、その数日後です。まさかと思うような暴動がロンドンで起きたのです。

モーリーは、天才だと思います。

たぶん、彼の1秒は我々の1分なのかも知れません。いやそれ以上かも。 天才だから、天才すぎるから、彼の脳が働くスピードに我々はついていけません。 もちろん、彼はそれを我々にあわせる努力をしています。いかにわかりやすく自分の考えを伝えるかという努力をいつも感じます。そのエネルギーは彼本来の持つ「やさしさ」から来ているものでしょう。

今回のラジオ番組はもちろん、コンテンツにおいても、彼の「やさしさ」が滲みでている内容となっています。

さらに、ヴィーナス・カワムラユキさん。「しぶや花魁」は今や渋谷の音楽文化を凝縮した居心地のよい場所であり、彼女のツイッターでみる限り、毎日いろいろなアーティストがふらっと訪れる場所になっています。

それはヴィーナスさんのお話を聞けばわかります。暖かい包容力を持った人だけに、そんな彼女がプロデュースする空間だからこそ、自然と人が集まってくるのでしょう。とても魅力的な方でした。

311以後、常に何かの恐怖に怯えたり、後から表出するいろいろな事実を憂いたり、目に見えない不安を抱えていたり、そんな気持ちをやさしく包みこんでくれるような、そんな収録となりました。

いつもより長時間の収録につきあってくださったヴィーナスさんはもちろん、はまみ~、モーリーもありがとうございました。少しでも多くの方々に聞いていただきたい大変濃い内容のおすすめコンテンツとなりました!よろしくどうぞ!

坂根秀和(ラジオデイズプロデューサー @sakacharn
「ラジオデイズTV」8月3日(水)収録


「ラジオの街で逢いましょうプラス1」では、ラジオ放送よりも深いお話をうかがいました。石巻の花火大会/モーリーとヴィーナスさんによるメディア論/ネットでの匿名の話/日本のマスコミと音楽業界のビジネスとしての現状と未来/グローバリズムの話/ヴィーナスさんの壮絶な半生について/児童虐待はなぜなくならないのか/アイドル文化の構造の問題点/少子化問題の本質を斬る/原発事故について/今後について、、、と長時間に渡りお話を伺いました。モーリーとヴィーナスさんの分析は身体から、感覚から、アーティストの感性から本質へと迫ったトークになっています。(カットしようにも内容が濃すぎて無理でした。。。)

ちなみに、作品中でヴィーナスさんが紹介している映画(「ばかの王国?」)は、日本未公開の映画「IDIOCRACY(イディオクラシー)」です。日本では「26世紀青年(ばかたち)」というタイトルでDVDが販売されています。

ヴィーナス・カワムラユキ

2001年に「灼熱」CDデビュー後、DJとして国内外で活躍。ドレス・キャンプ、ルイ・ヴィトンなどショー及びパーティ音楽演出を担当。2003年にラブパレード・メキシコに出演、独立記念塔広場にて10万人を前にプレイ。2007年に自伝的小説「アスファルトの帰り道」(ソニーマガジンズ)を出版。近年は作詞家として韓流ガールズグループから人気アニメまで多数の作品を手がける。現在、渋谷道玄坂のワームアップバー&レストラン、近代日本的飲食音空館「しぶや花魁」をプロデュース&運営中。
http://vky.jp/
http://twitter.com/venuskawamura/

ヴィーナス・カワムラユキ

次回9月4日(日)のゲストは音楽家「大友良英」さんです。司会は津田大介、浜菜みやこでお届けします!


パーソナリティ紹介

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